「別人みたい」と言われた産後…私が頼った3つのこと

双子育児

最近、男性の育児休暇取得が少しずつ増えてきたとはいえ、やはり育児を頑張っているのは女性が多いなと感じます。

ある日、職場に来たメーカーの男性営業マンが「来月から育休を取るんです」と話してくれました。
男性が多い業界なので、「ついにこの業界でも育休が!?」と驚いたのを覚えています。

産後はどうしても“孤育て”になりがち。
だからこそ、行政やサービスを頼って、自分の時間を確保することはとても大切です。

里帰り出産した?

結論から言うと、私は里帰り出産をしていません。

というより、実の両親はすでに他界していたため、帰ることができなかったのです。
頼れるのは、夫と義母のみ。

自営業の夫には「産後1ヶ月だけは休んでほしい」とお願いして、出産に臨みました。

夫が休みを取ってくれなかったら、今頃鬱だったかもしれません。。

クリスマスあたりが予定日でしたが、実際に産まれたのは12月上旬。
かなり予定がずれましたが、出産は本当に何が起きるかわかりませんね。

産後は人格が変わる?

「産後、別人みたいだった」と、夫に言われました。
どうやら私、言い方がキツくなっていたらしいです(笑)

夫は言い方に敏感なタイプなので、私の言葉のトゲが気になって、よく言い合いにもなりました。
でも…これはもう、自分でもコントロールが難しい!

そして突然涙が止まらない状態になっていたり。今思うと産後鬱だったのかもしれません。

命懸けで産んだわが子を守ろうと、神経がピリピリしていたんだと思います。
母性本能なのか、動物的な本能なのか…。
月日が経つにつれ、だんだん落ち着いてきました。

義母に頼った話

実母がいない私にとって、義母の存在はとても大きなものでした。

産後1ヶ月は基本的に何もしないと決めていたのですが、夫は料理がまったくできません。
そこで、義母が毎日ごはんを作って持ってきてくれたんです。

メニューはほぼ「鍋」!
さすがに途中でちょっと飽きましたが(笑)、
たんぱく質も野菜もたっぷり摂れるので、栄養的にはとても助かりました。

義母には本当に感謝しています。
…ちなみに、そんな義母、私の名前を一度も呼んだことはありません(笑)

行政サービスに頼った話

別人のようになった私を見て、危機感を覚えた夫が行政のサービスに助けを求めました。

私が住んでいる地域には「多胎子育て支援」があり、そこに申し込みました。

結果、毎日1時間程度、看護師さんが自宅に来てくれることに。
話を聞いてもらったり、赤ちゃんを見てもらっている間に少し寝たり…。
助産師さんが来てくれたときは、授乳のケア(パイのマッサージ)もしてくれました。

ある日には、子どもたちをベビーカーに乗せてお散歩に連れて行ってくれたことも!

単胎児だとあまり利用できないサービスかもしれませんが、我が家は本当に助けられました。
費用はかかりましたが、今でも「使ってよかった」と心から思っています。

まとめ:産後は「自分を大切にする時間」を

これから出産される方へ。

甘えられる環境があるなら、遠慮せずに思いきり甘えてください。
事情があって一人で出産を迎える方や、産後一週間だけ夫が休んでくれるけどその後はワンオペ…という方は、事前に行政サービスや民間サポートを調べておくことを強くおすすめします。

子どもを産むというのは命がけのこと。
だからこそ、使える制度やサービスはすべて使って、自分自身を守ってください。

たとえば民間サービスなら、ベビーシッター・家事代行も検討の余地があります。

少しでも「眠る」「話す」「ごはんを食べる」時間があれば、心の余裕は生まれます。

あなたは、すでに十分頑張っています。
一人で抱え込まずに、家族や周囲のサービスと一緒に、子育てしていきましょう。

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