双子の教育資金運用|現金と投資でどう備える?

教育費

はじめに:双子の教育資金はタイミングが同じで大変!

我が家の子供たちは双子なので、小学校・中学校・高校・大学の入学がすべて同じタイミングで訪れます。
兄弟でも数年ずれることが多い入学時期が、双子だと同時にやってくるため、教育費の準備は一度にまとまった額が必要になります。

私自身も双子で、しかも兄が3歳上だったので中学・高校の入学時期が重なり、家計が大変そうだったのを覚えています。さらに、小学生の頃に父を亡くしたこともあり、経済的な苦労を実感しました。
だからこそ、子どもたちには同じ思いをさせないよう「教育資金の計画的な準備」を心掛けています。

現金で準備する教育資金

小学校入学までに必要な費用の目安

我が家の双子は現在、年中さん。まずは直近の小学校入学に向けて、現金で資金を準備しています。

公立小学校なので大きな学費は不要ですが、初期費用はそれなりにかかります。特にランドセルは高額なため、少し多めに見積もっています。

  • ランドセル 100,000円 × 2
  • 体操服・体育館シューズ・教材など 50,000円 × 2

合計:約300,000円

不足した場合は「年間特別費」から捻出予定です。

中学・高校入学に備える

中学・高校では、制服や指定品、通学用品などでさらに費用がかかる見込みです。
入学の1~2年前から少しずつ現金を確保する計画を立てています。

部活動がどうなるかはまだ不明ですが、クラブ活動などの費用も発生する想定です。

投資信託で長期運用し、大学費用に備える

大学進学費用が最も大きな支出になるため、我が家では投資信託での長期運用を選択しました。

我が家の投資先

  • S&P500
  • 全世界株式(オルカン)

2023年5月、ジュニアNISA最終年に子ども一人あたり80万円ずつを一括投資。
その後も新NISA口座を活用し、児童手当や貯めていた100万円ほどを追加で運用中です。

長期投資を選んだ理由

  • 現金だけではインフレに負ける可能性がある
  • 15年以上の長期投資ならリスクを分散しやすい
  • 優良なインデックスファンドは低コストで運用できる

信託報酬(手数料)は教育資金に直結するため、なるべく安いものを選ぶのが鉄則です。

NISAの入金タイミングと運用スタイル

投資の方法は「毎月積立」と「一括投資」の2種類があります。

毎月積立(ドルコスト平均法)

  • 価格が高い時は少なく、安い時は多く買える
  • 平均購入単価を下げやすい
  • 投資初心者におすすめ

一括投資

  • タイミングによっては短期で含み損になる可能性あり
  • しかし、長期的には利益を伸ばしやすい
  • 貯蓄型保険の解約返戻金など、まとまった資金がある場合に有効

私自身は、老後資金はコツコツ積立、教育資金は一部を一括投資に振り分けています。
長年契約していた貯蓄型保険を解約し、オルカンに乗り換えた結果、含み益を得られています。

まとめ:双子の教育資金は「現金+投資」のバランスが大事

  • 入学時の費用は現金で備える
  • 大学などの高額資金は投資信託で長期運用する
  • NISAを活用し、低コストで分散投資を行う

双子の教育費は一度に大きな出費が重なるため、早めの準備と資産運用の工夫が欠かせません。
未来の子どもたちのために、今からコツコツと準備を進めていきましょう。

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